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水中で手の軌道が進行方向に対して真っすぐになるように水をかく。泳者にとってはSの字を描くような動作になるが、ローリングの動きと合わさると、実際に手が描く軌道はIの字に近くなる。入水位置から左右にほとんどブレずに最後までかき切る。最短距離で水をかくためピッチを上げやすく、短距離においてはS字よりもI字が有効。

リカバリーした腕を前に伸ばしている反対側の腕にいったん揃えてから、次のひとかきを始める泳ぎ方。左右交互に繰り返す。クロールのストロークを片方ずつていねいに確認しながら泳ぐときなど、練習でも使われるが、初心者が海で長距離を泳ぐ際には、焦って体力を消耗することなく泳ぎやすくなる。

水中に潜ったり、泳いだりするときに使用する帽子。ラテックス、ゴム、シリコン製は塩素に強く、頭によくフィットして水を通さないので、髪の傷みを軽減できる。

クロールまたは背泳ぎにおいて、両手を同時にかくストローク方法。練習メニューのひとつとして行われることが多い。

クロールと背泳ぎで主に使われる蹴り方。

ビート板を腹に抱えて行う背面キック練習。

ラストで追い抜くこと

特定動作の矯正や強化を行うためのトレーニング。

前半よりも後半のほうが速くなるように泳ぐ練習メニュー。

リレーの最終泳者。Anchorとは錨(いかり)のことで、大黒柱、頼みの綱 の意。

Fiy-Ba-Ba-Br-Br-Fr-Flyと、IMを混ぜたこと。

スイム、バイク、ランの3種目を通して行う競技。

平泳ぎのスタート、ターン後だけに認められている水中動作。水中で1回のストローク、1回のドルフィンキック(ひとかきの動作中)、1回の平泳ぎの蹴りを行うことができる。ただし、動作はこの順番で行わなければならず、次の1ストロークで頭が水上に出なければ違反となる。

泳ぐときの身体の位置。水面に近い位置で、頭から腰までを水平に保ったまま泳ぐことが望ましい。

水中の細菌を塩素で殺し、国の基準値内に適合する安全な水にすることをいう。

骨格を動かす筋肉

各種目一本ずつ行うという意味。ex. Fr/S1 1Lap: 1本目Fr、2本目S1

グライドキックの略。Kickの練習のときに登場し、板を使わず水中でもぐってキックを打ち呼吸のとき水上に顔を上げてまたもぐる。

Stroke Mixの略。Fly/Bc Bc/Br Br/Fr Fr/Flyの順番で泳ぐ。主に100で使用されるので、50mずつ行うのが基本である。

伸張性筋収縮を伴う筋力トレーニング。筋肉を伸ばす方向に力がかかる。水泳の動作にはあまり存在しないが、筋力をバランスよく鍛えるという意味では、トレーニングの必要がある。

吸水性に優れたタオル。乾くとパリパリに硬くなる。

水泳の動作に近い動きで、運動速度が一定に規定されて行なわれるような、動的収縮運動(アイソキネティック・エクササイズ)を行うための器具。

国際水泳連盟(FINA)が主催する国際大会。1973年に第1回大会が開催され、2001年福岡大会以降は2年に1度、奇数年に開催されている。オリンピックの競泳では行われない自由形以外の50m種目があるのも特徴。

プルやキックの動作により発生する身体を浮かせる力のこと。水の抵抗を軽減させる。

そのメニュー全てHardの意。

50mなら行き25mがキックで帰り25mがコンビ

上腕にはめて、浮力を確保する浮き輪。ベビースイミングや幼児水泳などで、からだのローリングやアップダウンを容易にするために使用する。

泳ぐときに着用する。

ヒザをかかえ、体を丸めて水に浮くこと。初心者の練習で用いられる。

ストロークの練習で使用する手に装着する練習器具。

ターン動作から壁を蹴ってスタートすること。

レースや練習の途中経過のタイム。

全国大会などの競技会に参加するために突破しなければならないタイム。ほぼすべての競技会に「標準記録」が決められている。これとは別に、国際大会へ出場するための「国際大会派遣標準記録」もある。

ストローク練習の補助具として使用する。キックの強化、スピード感覚を身につけることを目的とする。

12.5m~25m程度の短距離全力泳

#に数字が入りその数手を回し終えるまではHardする。

前半と後半のラップタイムがほぼ同じになるペース配分。長距離レースを泳ぐ際は、理想的な展開だと考えられている。

練習用パドルのこと。

水中で行う泳ぎ中心のトレーニングに対して、陸上で身体を鍛えるトレーニングのことを指す。泳ぐだけでは十分に鍛えられない筋肉を鍛えたり、負荷の高いメニューをこなしても身体に負荷がかかり過ぎないように、あらかじめ故障予防のためのトレーニング行うことで、トレーニングの効率アップや水中でのパフォーマンスアップにつながる。

距離やスピード、負荷などをピラミッド形に徐々に増やし、そして減らしていくトレーニングメニュー。

水中で鼻から息を吐き出す呼吸動作を身につけるための練習方法。水中に立ったあと水底を蹴ってジャンプし、顔を水中と水上に出し入れして、呼吸をしながら上下運動をする。

運動後「完全休憩」をとるトレーニング。全力で泳げるよう長めの休憩時間となる。

水の上にからだの一部を出して、泳ぐ動作をせずに浮くこと。

早く泳ぐこと

Swimで腕をかく動作のこと。

平泳ぎのキック

呼吸をしないで泳ぐバタフライ。

バーベルやダンベルなど器具をウエイトとして用い、筋持久力向上や筋肥大を目的としたトレーニング。

レンズにミラー加工をしてあり、外から目が見えないタイプのゴーグル。防眩効果があるのでオープンウォーターでの使用に有利。

国際水泳連盟(FINA)が主催する短水路の国際大会。1993年に第1回大会が開催され、2000年以降は、長水路の世界水泳選手権が開催されない偶数年に隔年で開催されている。

日本マスターズ水泳協会は、国民の心身の健康に寄与するため、生涯スポーツの普及と発展を目的に1984年に創立された。18歳以上ならば誰でも参加できる。

国際水泳連盟(FINA)主催で毎年開催される短水路の競泳世界一決定戦。世界数カ国を舞台にしたシリーズ戦であり、それぞれのシリーズで獲得したポイント数(FINA ポイント)の合計により最優秀選手が決まる。個人種目の1~3位、総合1~3 位には賞金が与えられ、世界記録やMVPにはボーナスも出る。

練習の最後に1本又は2本ほど行うHard。残った力全てを出し切るという意味。Hard以上に頑張る。

当落線上に同タイム選手が複数いたとき、再レースによって予選等の進出者を決定するレース。勝った者から順に決勝に進出できる。スイムオフにおけるタイムは次レースのコース順には反映されない。

足を伸ばしたときに、真っすぐの状態を通り越して反っているヒザのこと。膝蓋骨(ヒザの皿)の脱臼や半月板の損傷のリスクが高いので、平泳ぎのキック、スクワットやジャンプなど下肢のトレーニングの際は要注意。痛みがある場合は整形外科や整骨院で検査を。

バタ足の動作を左右同時に行うキック。主にバタフライで使われる。バタ足よりも推進力が大きいため、自由形でも飛び込みや壁を蹴ったあとの水中動作に使われる。ヒザを曲げるだけでなく、蹴ったあとに両脚を揃えて持ち上げる動作がポイント。

伸縮性に優れる素材。一般的に塩素に弱く耐久性が低いが、塩素に強いポリウレタン糸も開発されている。

軸を真っすぐに保ったまま、体幹を使って左右のストロークを行うテクニック。

ゴーグルが顔にピッタリフィットするように、アイカップにクッションがつけられたタイプ。外れたり、水が入ってくることが少なく、肌当たりも柔らかいため、安心感を求めたい人に好まれる。

水中での圧力。水中で直立した状態は下半身に多くの水圧がかかり、筋肉の末端から戻る静脈の流れがスムーズになるので、陸上よりも心臓にかかる負担が軽減される。

海、湖、川など、自然の水の中で長い距離を泳ぐこと。

水着の素材。ポリウレタンよりも塩素に対して強い。

飛ばしすぎること

競泳種目の一つ。4人の選手が同じ距離ずつ背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ・自由形の順で泳ぎながらリレーをしていく競技。 メドレーリレーでの自由形は背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ以外でなくてはならない。 競泳種目では、100m・200m・400mが行われる。

前半より後半を速く泳ぐ練習。

アイカップの内側に塗ると、泳いでいる際にレンズが曇る現象が解消される。

水泳のスタートは、事故を防ぐために飛び込むというものが基本で、足先から水に飛び込む場合と頭から飛び込む場合との2種類がある。そのうち競泳のスタートは頭から飛び込むもので、デッドスタートとモーションスタートに分けられる。

分針と秒針だけの時計。 サイクルを確認する時や自分の泳ぐペースを確認するために使う。プールサイドや壁に設置されていることが多い。

競技中に他のコースへ侵入すること。コース逸脱。失格行為。

競技レベルでの背泳ぎに用いられるキック。ローリングの回転力を利用しキックの推進力を高める。

スタートからターン後の#ストロークまでHard。

予選、準決勝、決勝という段階を踏まず、タイムで順位が決まるレース方式。

クイックターンの一種。 前に回るときに手をかきこむようにして回り、水面に対して斜めに回転をする。

キャッチした水をかき込む動作。あまり力を入れ過ぎず、フィニッシュに向けて、水をかくスピードを徐々に速めていくのがポイント。

人間が本来もっている心のエネルギーを高め、そのエネルギーを自分が信じる方向に向けて、自己最高のパフォーマンスを発揮するために必要な精神面の強化をすること。

競技種の一つで、一人でバタフライ・バック・ブレスト・クロールの順で泳ぐ。

日本の水泳界を統轄し、代表する公益財団法人。水泳および水泳競技(競泳、飛込、水球、シンクロナイズド・スイミング、オープン・ウォーター・スイミング、日本泳法)の健全な普及と発展を図り、それによって国民の心身の健全な発達に寄与することを目的としている。オリンピック、国体、インターハイ、インカレ、日本選手権などに出場するためには連盟に所属している必要がある。

1本の中でDESを行う。スタートしてすぐはEasy、最後はHardになるように。

乳酸生成系トレーニング

平泳ぎでキックを打つときに、後方の外側に向かって蹴り出すのではなく、下に向かって蹴り下ろすように足の甲で蹴る動作。競泳のルールでは泳法違反となる。

入水後、ストロークやキックの勢いを利用して前方に伸びるように進むこと(=ストリームライン)。クロールでの場合は、入水した腕を真っすぐに伸ばし、反対側の腕のフィニッシュに合わせてグライドする。背泳ぎにはあまりグライドは見られない。

身体、姿勢を安定させるための体幹トレーニング。不安定な状態を作り出して、その姿勢をキープする。

レース1カ月前ごろから練習量を落として、身体の疲れを取り、泳ぎを整えて心身ともに最高の状態でレースに臨めるように準備することを言う。細長い構造物の径・幅・厚みなどが、先細りになっていることを意味するtaperに由来する。

試合前に体調を整え、試合時に最高の状態にすること

一番いいこと。ベストタイム。

ストロークで水をかいた腕を進行方向に戻す動作。

主にレースで必要になるスタート、スタート後の水中動作、ターン、タッチなどのテクニック。レースでは泳力だけでなく、これらの技術によってタイムが大きく変わるため、レース前に重点的に周辺技術の練習を行うことはもちろん、普段の練習でも壁を蹴ったあとの水中動作やターンの際に、レースを意識した丁寧な動作を心がけることが大切。

#の本数 EasyとHardを行う。

水上から飛び込みでのスイム練習

Scarringと言う動作を行った後Pullで泳ぐ。25mずつ行う。

泳ぎ始めてから3ストローク(片手種目は6ストローク)まで全力で泳ぐこと。乳酸が身体にたまらない状態で刺激を入れられるのでレース前に行うのが効果的。